interview
 2013.10.01 UP DATE
海に潜ったり、空を飛んだりしながら絵を描いてた。
     ぼくは子供の頃から妄想家だった・・・。


おじさんの口笛が聞こえてくる。
夜の口笛はヘビが出るのに…。
猫背のおじさんは言った。
「大人になったら、
もっといろんなことに
強くなってる!って思っていたよ…」
「でもなんにも変わらないよぅ~、
小さい頃とさぁ~。困ったよぅ~。
情けないさぁ~…
でもダイジョウブさぁ~
ダイジョ~ウブ~なのさぁ~」
小さな声で唄いながら、
背中を丸めて行ってしまった。
耳をすますと、おじさんの口笛が
風の音に混じって聞こえてきた…。
「おじさん…」
ぼくはこころの中で言ってみた。
”絵との出会いはこどもの頃でしたねえ。
手塚治虫の「ロック冒険記」、さいとうたかおの「無用之介」、ちばてつやの「明日のジョー」は力石徹に成りきってました。ユニバーサルのフランケンシュタインを描いたり。変な子供でしたよ。

”今はおぢさんですねえ。おぢさんの顔を描いて文章をつけるっていうのが異常に楽しくって。もちろん勝手な妄想ですよ。ロケにいったりして、ちょっとこのおぢさんは独特だなと思うと嬉しくってずう〜っと覚えていて、あとで思い出しながら。そのヒトの人生を勝手に想像して描く。ダメそうなヒト程嬉しくなりますねえ。
あの独特の表情から憑き物が降りたようにしゃべりだしたら止まらない。


information
 2013.07.18 UP DATE
映画監督竹中直人の絶妙な選択眼。



デビューが、多摩美術大時代にTBS「ぎんざNOW」の「素人コメディアン道場」で
ブルース・リーのモノマネを披露したのがきっかけであるばかりでなく、
最初に撮った映画が在学中に創った「燃えよタマゴン」というくらい筋金入りの
ブルース・リーファン。”1日中、映画館にいてセリフや動きを覚えていた。”
2013.7.18.「燃えよドラゴン」製作40周年記念ブルーレイ発売にも登場した。

映画監督を始めて以降、その偏愛ぶりや独特の触覚は増々冴え渡っている。



1991年 初監督作品「無能の人」の原作は雑誌ガロの世界を体現した、つげ義春。
キャスティングでは、鳥男に扮した神代辰巳監督や妻役風吹ジュンの起用も光る。

1997年中山美穂を相手役に迎え、日本アカデミー賞で作品賞・主演男優賞・主演女優賞
他を総ナメにした「東京日和」は
「私の写真人生は、ヨーコとの出会いから始まった。」という、荒木経惟が陽子夫人の
亡くなる前後を撮り続けた写真と絶筆を含む陽子さんのエッセーなどからなる
切なくも美しい名作が原作。映像の細部に至るまで、すべてにこだわりが詰め込まれている。

officialsite
 2009.04.01 UP DATE
竹中直人オフィシャルサイトはこちら
→http://www.from1-pro.jp/talent/detail.php?id=2
 
 profile
竹中直人



絵本 「おぢさんの小さな旅?」
講談社\1680-



2012年「自縄自縛の私」
女による女のためのR-18文学賞大賞
受賞作、蛭田亜紗子の映画化。



1991年「無能の人のススメ」編集



2011年CD+DVD
「竹中直人のオレンジ気分」

1956年横浜生まれ。
多摩美術大学美術学部
グラフィックデザイン学科卒業。
83年「テレビ演芸」の顔面模写
で鮮烈デビュー。
85年大竹まこと、きたろう、
斉木しげる(シティーボーイズ)
いとうせいこう、宮沢章夫らと
演劇ユニット「ラジカル・
ガジベリビンバ・システム」結成

1991年映画監督デビュー作
つげ義春原作「無能の人」
1996年NHK大河ドラマ『秀吉』
幻のコント集『放送禁止ビデオ』
絶大な支持を受ける日本屈指の名優
コメディアンにして映画監督。

ミュージシャンとしても
シュールかつカオティックな
傑作群を世に残している。
参加アーチストは忌野清志郎、
チャボ、坂本龍一、細野晴臣etc。

1985年幻のフルアルバム復刻+1
「24HOURS+レスラー」



高橋幸宏をプロデューサーに
玉置浩二・大貫妙子・宮沢和史
真田広之が参加した
1996年「イレイザーヘッド」



1995年年1st「メルシィ・ボク」
東京スカパラダイスオーケストラや
大貫妙子が 参加。