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 2017.08.05 UP DATE
日本初「現代美術家6人によるカレワラ展」に参加。


入り口をはいるとポスターにもある一木作りで掘り出された様々な女性たち。
カレワラ神話に登場する7人の女性たちに
見立てた飯沼英樹による木彫り彫刻が迎えてくれます。
しりあがり寿作品は地下。幸福を持たらす神秘の道具「サンポ」の
赤い不思議な立体のうしろに次々と物語が展開する映像「サンポの奪還」が異様な迫力。。
日本では初めての試み。
フィンランドに伝わる民族叙事詩である「カレワラ」をもとにした
「UNIVERSAL NATURE 日本の現代美術家6名によるカレワラ展」
胎内めぐりのようで面白い。
作品としりあがり寿音声インタビューは、
コレクション館「画楽百景」上記画像をクリック。
「作品をみる」vol.3でお楽しみいただけます。

『ユニバーサル・ネーチャー 日本の現代美術家6名によるカレワラ展』
2017年8月6日(日)〜8月27日(日)11:00-18:00
セゾンアートギャラリー 東京都渋谷区神宮前3-6-7/入場無料


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 2016.07.01 UP DATE
「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」が面白い。
回るアトリエ/回転体は行進するダルマの夢を視る
”回顧展ではなくて、新作を中心に展示させてほしい。と無理をお願いしたら
会場中、回転させなくちゃならなくなってエラい大変です。(笑)”
しりあがり寿とスタッフがあちこちでいろんなものを廻す仕掛け作りに大わらわ。
デビュー作「エレキな春」から映像、描きおろし漫画まで。
これだけの作品を揃えた展示は初めて。どうなっていくんだか。
会場はなんだかおもちゃ箱をひっくり返したようで楽しそう。
「弥次喜多 in DEEP」や朝日新聞連載の「地球防衛家のヒトビト」をはじめ、数多くの
独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られるしりあがり寿の幅広い仕事を
自身初の美術館での個展で「回転」というキーワードで展開します。
作品の一部と本人自身のおしゃべりは「作品をみる」vol.5でご覧ください。
文藝春秋漫画賞や手塚治虫文化賞優秀賞を受賞した他、東日本大震災後の日本を
テーマにした漫画集「あの日からのマンガ」が大きな話題となりました。
その一方で、墨絵やアニメーションなどの手法を用いた現代アート作品も発表。
近年は、様々なものを回転させる一連のインスタレーション作品も展開させており
絵画作品やジオラマ、日用品から映像まで、あらゆるものが展示室内で回転します。
会 場 : 練馬区立美術館
会 期 : 2016年7月3日( 日)〜 9月4日( 日)
開館時間 : 午前10時〜午後6時 ※入館は午後5時30分まで
観 覧 料 :一般 800 円、高・大学生および 65 〜74 歳 600 円
中学生以下および 中学生以下および 75 歳以上無料
その他詳細は下記画像をクリック。
interview
 2011.10.20 UP DATE
漠然と絵で人気者になれるといいなと思ったんですよね。


多摩美でグラフィックデザイン専攻したのは、なんか漠然としていて、絵で人気者に
なれるといいなと思ったんですよね。
デザイナーになりたいというよりも、映画監督だったり、コマーシャル制作だったり、
イラストレーターだったり、漫画家だったり。そういうのってファインアートじゃなく
て、なんかエンターテイメントみたいじゃないですか。
そういう人を喜ばすような、そういうふうに生きたかったんですよね。

ファインアート的なものより、もうちょっとアイデアとか企画とかを生かせるような。
ファインアートってテクニックとか、よく分かんないところで努力しなきゃいけない
ような気がして。漫画とかイラストだったら、絵が多少へたでも面白いものを描けば
ウケるだろうみたいな。そのなかでも漫画は好きでしたね。

キリンビールに入社してからはいろいろやりましたよ。マーケティングとか、商品を
企画して、それを作って、それを売るためにマス広告やったり、最終的には6本に
グラスひとつつけるといったところまであるわけです。そいつをパッケージをやって
みたり、マス広告をやってみたり、いろんなことをやらせてもらいましたよね。

たまたま僕が入社した年に、漫画家デビューできちゃったんですよ。で、独身寮に
電話がかかってきて、編集の人から、同人誌に書いてみないかっていわれて。
もうなりたいというよりも現実の問題として、会社員と同時にデビューしちゃって、
二足のわらじですね。昼は会社で夜は飲んで、土日に描いてたって感じですね(笑)

36歳の時ですね。パッケージやコマーシャルといった仕事が好きで会社に入ったん
ですけど、なんか現場を離れて管理職みたいになっていくでしょ、
今だったら僕みたいなのはすぐ辞めさせられたと思うんですが、当時はまだ会社に
入ると首にならなった時代なんですよね、リストラとかない時代で。
だから、このまま行ったら現場から離れて管理職になる。
一方で漫画の方も、そんな片手間で描いている人間がいつまでも残っていられる
ような世界じゃないし、どっちか選ばなきゃいけないって思いました。

個展をやるとき、迷うことは迷ったんですよね。
現代美術も好きだったし、会田誠さんとかは、コンセプチャルというよりも
スーパーテクニックだけど、一方でアイデア重視だったり、コンセプチャルなものを
やる選択肢もあったにはあったんですよね。
原始的なドローイングなんていう、絵を描く作業をするんじゃなくて。
もっとアイデアを生かして人が見たこともないようなことをする。
それは今でもやりたいんですけど。でもそうじゃなくてそのときは、とにかく一番
原始的な絵を描くという基本的なことをやりたかったんですよね。プリミティブと
いうか、大脳をシャットアウトして描くような。考えないで描くようなね。
面白いですよ、大きい絵を描いていて、ここら辺にこれぐらいの丸が欲しいなって、
描くとしまるなって思って描くじゃないですか。それで近づいて描いて、離れて見る
とちっちゃいんですよね。自分はこれぐらいの大きさの丸しか描けないんだ。
ある意味で身体の限界ですよね。この線をまっすぐ描きたいんだけど、途中でかすれ
ちゃうんですよ。筋トレでもしないと描けない。それは漫画のような絵を描いてたり、
パソコンのなかで描いていたりするのとは全然違う体験で、見ている人には分からない
かもしれないけど、描いている人には気持ちいいんですよね。
それはこれからもやっていきたいですよね。健康にいいような気がして(笑)

右のflyer は秋山祐徳太子+しりあがり寿「ブリキの方舟」
広島市現代美術館:2011.10.29〜2012.1.9
event
 2010.01.10 UP DATE
しりあがり寿presents 新春さるハゲロックフェスティバル。


恒例「しりあがり寿Presents 新春!(有)さるハゲロックフェスティバル'17」
新宿ロフト「A Happy new easy Rider!」
2017年1月21日 [土]:開場15:30/開演16:00 〜終演27:00頃終演予定
前売3500円 当日3800円 (+1ドリンク500円)
出演者他詳細は上記画像でさるフェスオフィシャルサイトをご覧ください。

今は懐かしい「さるハゲロックフェス2009」でのしりあがり寿。
「さるハゲロックフェス」はしりあがりの事務所
有限会社さるやまハゲの助の福利厚生として2007年2月から開催された
世界にも類を見ない「社内ロックフェスティバル」。
2009年に一般公開イベントとなり、毎年1月、新宿ロフトで絶賛継続中です。

本格派のプロミュージシャンから畑違いのマンガ家たち、テクニック無視の驚異の素人まで、
「さるハゲ」に出入りする有象無象がしのぎを削る、歓喜と渾沌の宴は病みつきになります。

officialsite
 2009.01.01 UP DATE
しりあがり寿オフィシャルサイトはこちら
→http://www.saruhage.com/index.html
 
 profile
しりあがり寿
毎年恒例となった京橋ASK?での個展
2015年のタイトルは
「絵画の存在とその展開
    ぞんざいな回転 について」

2015.1.8~2.13
art space kimura ASK?
東京都中央区京橋3-6-5
木邑ビル2F/B1F 

2011年「わしはもう寝る」展


2007年
「オレの王国ちぢんじゃったよ」


「地球防衛家のヒトビト」
2002.4.1.〜
朝日新聞夕刊で連載中。



2015年「そしてカナタへ。」
KADOKAWAエンターブレイン

1958年静岡市生まれ。
キリンビールに務めながら
1985年
「エレキな春」で漫画家デビュー。
表紙イラストは
「作品をみる」vol.5でご覧ください。

二足のワラジで作品を発表。
会社を退職後、専業漫画家に。
2000年
「時事おやじ2000」アスペクト
「ゆるゆるオヤジ」文藝春秋
で第46回文藝春秋漫画賞受賞。


2001年
「弥次喜多 in DEEP」
手塚治虫文化賞優秀賞受賞。


2006年フランスでのヨーロッパ
最大規模のコミック国際展
アングーレムコミック
フェスティバル招待作家として
日本人初の個展を開催。
2007年 広島現代美術館
「オヤジの世界」

2011年
東日本大震災をテーマとした
「あの日からの漫画」
第15回文化庁メディア芸術祭
マンガ部門優秀賞受賞。


2012年
オーイ・メメントモリ 完全版
死のないところにリアルはない。
11年半に及ぶダ・ヴィンチ連載
全137話と巻末に東日本大震災に
関してのエピソード


2013年「赤城乳業BLACK シリーズ」
第50回ギャラクシー賞CM部門優秀賞
第53回ACC賞テレビCM部門
ACCシルバー受賞。
2014年紫綬褒章。
日本大学藝術学部
神戸芸術工科大学特任教授

2010年「ぞんざいな存在」


1996年「瀕死のエッセイスト」


2000年「方舟」