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長友啓典



「早く出さんと、
   みんな死んでまうで!」
「クリネタ」創刊のきっかけは
長友編集長のこの一言だった。
「観るデザイン誌」から
「読むデザイン誌へ」。
あの人のアノ作品は、
どういうつもりで創ったのか? 
あの時代のアレは、いったい、
どういうことだったのか? 
世に埋もれ、忘れられている
大切なモノ、コトを掘り返し、
21世紀の今に総力再生産。
温故知新から温今知新まで、
クリエイトのネタを幅広く収集編集
2008年3月創刊以来、
全国の読者様の温かいご支援、
一流企業様の熱い広告ご出稿に
支えられてきました。



2017.4.11~6.24
京都dddギャラリー
K2(長友啓典+黒田征太郎)展
“怒れる犬たち”

K2は2019年に結成50周年を迎える
アートディレクター長友啓典と
イラストレーター黒田征太郎が率いる
デザインプロダクションです。
東京六本木に拠点を置き、常に時代の
先端を切りひらく創造的な仕事を
つづけてきました。今回の展覧会は、
そのK2のスピリッツともいえるもう
一つの顔「忘れてはイケナイ物語り・
戦争童話集」に連なる作品群です。
ことの始まりは 1964年、
ニューヨークの本屋で黒田征太郎が
出会った野坂昭如「戦争童話集」と
いう一冊の本でした。黒田は衝撃を
受け、なんとかこの本を映像化しよう
と長友とともに奔走し、多くの支援者
を得て実現します。しかしK2の二人は
それだけにとどまらず、戦争という
「忘れてはイケナイ物語り」を語り継ぐ
ための作品作りに取り組みました。
それが「ヒロシマ・アピールズ」の公式
ポスターにもなった「怒る犬」です。
今回の展覧会はその「怒る犬」シリーズ
の集大成ともいえる100点にも及ぶ
シルクスクリーン新作B2ポスターです。日本工学院や卒業生有志の方々の協力
を得て制作した圧巻の連作ポスターは
人間の起こした戦争や原発の事故で
傷つき、殺され、放置され、それでも
吠えることしかできない犬たちの叫び
を私たちに突きつけます。
どうぞみてください。そして、一人一人
の自分の問題として、
”怒れる犬たち”の
叫びに寄り添ってください。
日暮真三:開催予定コメント



2017.7.28~29の2日間
ギンザグラフィックギャラリー
追悼「長友啓典特別展」で
会場を飾った長友さんの笑顔





1939年大阪市阿倍野区生まれ
大阪府立天王寺高校時代は
ラグビー部に所属、全国大会で
花園競技場に出場。
国体では神戸の球技場で
華々しく活躍。
デザインのデの字も関係なかった。
昭和33年に「ミッチーブーム」に
湧く東京へと勇んでやって来るが、
特にすこともなくフーテン。
縁あって桑沢デザイン研究所に。
高校生だった安西水丸氏と出逢い
田中一光氏に師事。
日本デザインセンター入社。



1967年ジャンセンのポスターで
日宣美賞を受賞。
1969年黒田征太郎とK2を設立
以来48年に及ぶ生涯の交友。
1984年講談社出版文化賞
さしえ賞受賞
2006年講談社出版文化賞
ブックデザイン賞受賞
70年代、80年代は
「平凡パンチ」「GORO」「激写」
アートディレクションを担当。
篠山紀信がニューヨークで撮影した
ジョン・レノン、オノ・ヨーコの
「写楽」のポスター他
エディトリアルデザイン、装丁
エッセイ連載他多方面で活躍。
日本工学院専門学校グラフィック
デザイン科顧問
東京造形大学客員教授
2017.3.4.逝去



有限責任中間法人ロハスクラブ理事



2014年「青のない国」
風木一人/長友 啓典/松 昭教



2011年「死なない練習」



2008年「成功する名刺デザイン」
長友啓典/野地秩嘉



2007年 
35年ぶりの岡林信康日比谷野音。
ポスターは36年前と同じ。
黒田征太郎長友啓典コンビ作品。



2007年「犬からひとこと」
伊集院 静/長友 啓典



1999年
「グラスの底に」伊集院静

90年代一世風靡したFM802
私は、自分の仕事は瞬間芸だと
思っているんです。
その時代の風景や空気感を、
タイミングよくつかんで表現する。

本人の作品とおしゃべりは
「作品をみる」でご覧ください。



K2オフィシャルサイト