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多くの連載を抱えつつ活躍は多岐に渡る。 |

毎日新聞で連載していた浅田次郎さんの「おもかげ」単行本になりました。 鈴木成一さんデザイン、格好いい!!原画と右が表紙です。 装丁は銀箔使ってて上手く再現できないですが・・。 ちなみに浅田次郎さんと僕と鈴木成一さんの組み合わせは「鉄道員」以来初めてです。
下は、電気新聞連載小説「胆斗の人」”太田垣士郎・現代のピラミッドを作った男" 松永安エ衛門と白洲次郎の原画。 白洲次郎の挑発的な行為にも松永安左エ門は余裕で受け流したという場面です。
連載の合間にも多くの素敵な作品を発表しています。 「地上より永遠に」の有名なシーンをいれたり、茶目っ気もたっぷり。 そのあたりは「作品をみる」vol.10でご覧ください。
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Dont give up Japan はさらに続く。 |

絵本「もんだい」と最近の仕事の原画を展示します。 引き続き、風景が描かれた作品には「Don't give up Japan」の文字が。 そこに継続する意志を感じます。 「Don't giveup Japan」の作品原画は上記画像をクリックしてご購入いただけます。
井筒啓之個展「絵本と最近の仕事」2017.3.6(mon)~3.11(sat) 青山ギャラリーハウスマヤ:東京都港区北青山2-10-26 TEL:03-3402-9849 |
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Dont give up Japan〜初めて風景連作を手がけた意味 |

"インドア派でほとんど出歩かないし、仕事ではずっと人物中心に描いてきていて あまり風景に関心は持たなかったんですが、東日本大震災で、風景も変わってしまうという 事実に衝撃を受けて、週刊ポスト連載の挿絵でこの2年間で毎月2点50点くらい ひたすら風景を描いて「Don't give up Japan」とサインしたら 海外でも関心を持ってもらえるかな、と。ぼくなりのメッセージですね。"
"実際にその場所へいって風景を写すというより。今は写真はネットで溢れているし それをもとにどういう風に作るか、構図とか色とか工夫するのは勉強になりました。"
初めての風景連作:週刊ポスト隔週連載 曽野綾子エッセイ「昼寝するお化け」 そこから2015年は2回の個展が開催される。
「昼寝するお化け~Landscape」2015.2.24~3.8 GALLERYHOUSE MAYA 「The nap is ghost~Landscape2」2015.8.1~8.10 ASAGI ARTS
描き始めた経緯は「作品をみる」vol.8で直接本人のおしゃべりでお聴きください。 ウェブで発表することを見越して原画は170mm✕250mmで描かれています。 作品購入を希望される方は上記2点は直接画像⇧をクリックするか 「作品をみる」vol.9で購入できます。

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独特な味わいは「ジャングル」でも流石。 |
「きちじょうじのなつやすみ」で開催された緑の地球〜ジャングル展KICK OFF
に出品された作品もシンプルで力強い。またあっといわせる作品を描いてくれそう。
モチーフをどう考えたか、については「作品をみる」vol.7でお聴きください。
作品購入は⇧をクリックしてご覧ください。(但し、右作品はSOLDOUT) |
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僕は遅いんです。
イラストレーションに興味を持ったのは20歳すぎ。 |
それまで僕はあまりこの世界に興味がなかった。
だから、僕は年齢の割にイラストレーションの歴史を知らないんです。
ただ、自分の絵が印刷物になるのに興味があったし、
それが職業として成り立つならいいかと。
子供の頃は漫画家志望です。鉄人28号とかあしたのジョーとか描いていました。
僕がイラストレーションを目ざした頃は湯村輝彦さんと河村要介さんの時代だった。
最近、漫画をモチーフにイラストレーションを描けないかなと、思っているんです。
子供の頃の楽しい気分を思い出したくて。 |
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とっておきの逸品。
文庫の表紙に手描きで活き活きと描いた文豪スケッチ。 |

「回想〜私の出会った作家たち」佐伯彰一/「門」夏目漱石:装画/井筒啓之
昭和の文豪達の特徴を活写した肖像スケッチを作家の文庫本へ描く。 じかに手描きで描いた作品はもうすでに30点以上ある。 古本屋で買った文庫本に趣味で描きためたという。 代表作に本人の顔をコラージュするアイデアは意表をついてユニーク。 しかも、作家の個性が秀逸だから想像も膨らんで楽しい。 表紙絵がおさめられた手作りの箱はめくるたびにドキドキ感もある。 本人秘蔵にしておくにはもったいないお宝です。 |
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