event
 2016.09.17 UP DATE
身近なものから世界を見る方法「デザインの解剖展」

「デザインの解剖」は、グラフィックデザイナー
佐藤 卓が2001年から取組むプロジェクトで、身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、製品の成り立ちを徹底して検証する試みです。

私たちは日々、数え切れないほどの多くの製品に囲まれて生活しています。暮らしに溶け込んでいる大量に生産された品は、実は素材や味覚、パッケージなど、製品が手に届くまでのあらゆる段階で多様な工夫が凝らされています。それをつぶさに読み解いていくのが「デザインの解剖」です。本来の「解剖」が生物体から構造や各部門の関係、さらには条理を分析していく行為であるように、デザインを解剖の手段として、製品のロゴやパッケージのレイアウトや印刷などのグラフィックを解析し、製品の内側の仕組みまで細かな分解や観察を重ねます。
これまでに「ロッテ キシリトールガム」、「富士フイルム 写ルンです」、「タカラ(現:タカラトミー) リカちゃん」、「明治乳業(現:明治) 明治おいしい牛乳」、「ISSEY MIYAKE A-POC BAGUETTE」などの製品が解剖され、それぞれ一般的に紹介されることのなかった部分が引き出されてきました。
原料や製法、製品管理から流通に至る幅広い要素が掘り下げられることで、私たちが知っていると思いながら、知らない多くのことに気づくきっかけをもたらしています。
また、佐藤 卓が教鞭をとった武蔵野美術大学 デザイン情報学科では教育プログラムの一環としても、身近な品々の解剖が続けられてきました。

本展では、これまでに蓄積されてきた解剖の成果を紹介するとともに、新たに「株式会社 明治」の5つの製品に着目します。本展は、製品を取り巻く世界はもちろん、社会、暮らしとデザインの関係について、さらにはデザインの役割や可能性について、改めて深く考察する機会となることでしょう。

会期:2016年10月14日(金)- 2017年1月22日(日)休館日:火曜日、年末年始
開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団

exhibition
 2012.06.28 UP DATE
ていねいにものを見る。展示する。


東京ミッドタウン21_21デザインサイトでの「テマヒマ展」ディレクションと
国立科学博物館での「縄文人展」企画をほぼ同時期に手がける。
精力的に活動するエキジヴィジョン展開は、根源に遡るテーマが多い。

21_21DESIGN SIGHTは東京ミッドタウンオープンに伴い、「デザインについて考える
場所であると共に、ものづくりの現場でもある。」という発想で、
三宅一生デザイン文化財団が運営し、三宅一生・佐藤卓・深澤直人の3人が
ディレクターとして、アソシエィトディレクター川上典李子の4人でプログラム企画を
担当しており。今回の展示は
”三宅一生さんが、すぐできる事として「東北の衣」をテーマに展覧会をされて、
続く形で、私と深澤さんで「東北の食と住」をやっていこうという事になったんです。
チームで手分けして、現地に足を運ぶ事で私達がいかに知らないか、に気づいた。
結果としてデザインという技術でどうしたら世の中に役立てるだろうか、
それを考える事になりました。
作品の一部と本人トークは 「作品をみる」vol.1でご覧いただけます。

message
 2012.06.27 UP DATE
「シンプル」な本質に迫る。
”個性はいらない。ともかく見る。知る。デザインはそのあとです。”
佐藤卓の手がける商品デザインがヒットするだけでなく、長い寿命を持つ秘密はこの
徹底した好奇心にある。
その姿勢から生まれる信頼が多くのシンボルマーク、ロゴサインにもなっている。

国立科学博物館・BS朝日・美術出版社・金沢21世紀美術館 はそのほんの一例。

マルちゃんホットヌードル・春慶塗
profile
 2012.06.26 UP DATE
サーフィン、サルサ、サッカーに熱中。
石神井公園でアメリカザリガニを採った少年時代。
カエルの鳴き声がうるさくて眠れないほどまだ長閑だった東京に育った少年は
デザイナーだった父親のコンパスや粘土で遊び、エンジンやレーシングカー、メンコ、
ベーゴマ、そしてサッカーに熱中した。憧れはベッケンバウアー。
学生時代はグレイトフルデッドを崇拝するロックバンド「ミネソタ・ファッツ」の
パーカッションとしてライブ活動。
尊敬する河村要助の「リズムはサルサだ。」ということばに目覚め、現在に至る。
波に会わせ、自然に身をゆだねるサーフィンは今も続けている。
                ”佐藤卓デザイン事務所プロフィールより一部抜粋”

結局、世の中はすべてデザインに関わってくる。でもデザインから始まる訳じゃない。
「ほしいも学校」もきっと、そういう子供の頃からの好奇心につながっている。

「ほしいも学校」とは、茨城県ひたちなか及び東海地域で全国の8割を生産している
干し芋を、あらゆる角度から分析・研究し、干し芋を通して人の営みと環境を考え、
未来へとつなぐプロジェクト。
2006年に水戸芸術館の現代美術ギャラリーで開かれた「佐藤卓展―日常のデザイン―」
がきっかけで、地元の物産を商品開発できないかという発案から生まれた。

officialsite
 2012.06.25 UP DATE
佐藤卓デザイン事務所オフィシャルサイトはこちら
→http://www.tsdo.jp/
 
 profile
佐藤卓/Satoh Taku
NHKEテレで6回連続企画演出の番組
「デザインの梅干」
毎週木曜2015.2.19.START23:00~


いい塩梅、という言葉があります。
元々「塩梅」とは、梅干をつくる
時の塩加減から来ている言葉です。
つまり、いい塩梅とは、ちょうど
いい加減を意味しているわけです。
デザインの基本も、少な過ぎず
多過ぎない、まさにこの
「ちょうどいい加減」を見つける
ことにあると言えるでしょう。
いい塩梅が、気持ちいいわけです。  
この番組は、デザインとは何かを、
身近なものを題材に楽しく誰にでも
分かる様、紐解いていく番組です。


佐藤卓・竹村真一ディレクション
「コメ展」
2014.2.28~6.15
21_21 DESIGN SIGHT


「デザインあ展」
2013.2.8.(fri)~6.2.(sun)
21_21 DESIGN SIGHT



グラフィックデザイナー
1979年東京藝術大学デザイン科卒
1981年同大学院修了。
株式会社電通を経て、
1984年佐藤卓デザイン事務所設立。

「ロッテ キシリトールガム」
「明治おいしい牛乳」などの
パッケージデザイン、
「クリンスイ」グランドデザイン、
金沢21世紀美術館や国立科学博物館
などのシンボルマーク、
武蔵野美術大学 美術館・図書館の
ロゴ、サイン及び
ファニチャーデザインを手掛ける。

2001年「デザインの解剖」展
2006年「日常のデザイン水戸芸術館
2008年第10回亀倉雄索賞受賞。
2012年「光で歩く人」他
個展も積極的に実施している。



TOKYOMIDTOWN AWARD
デザインコンペ審査員
小山薫堂/佐藤卓/柴田文江
原研哉/水野学


著書「クジラは潮を吹いていた。」
DNPアートコミュニケーションズ


Willie Nagasaki/MIDNIGHT RUMBA
ジャケットデザインだけでなく
1曲カウベルで参加している。