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 2017.01.15 UP DATE
初の大規模個展「The Pen ー凝縮の宇宙ー」開催。


池田学初の大規模個展が故郷にある佐賀県立美術館を皮切りに開催されます。
2013年よりアメリカ・ウィスコンシン州のChazen美術館にて滞在制作してきた、
3年がかりの新作《誕生》を日本初公開するほか、国内外のコレクターの方々や
美術館等からも作品をお借りし、展示作品は約120点にのぼります。





1mm に満たないカラーペンの線から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学。
1日ににぎりこぶしほどの面積しか描き進めることができないという絵肌は、
緻密さと空間の広がりを併せ持ち、現実を凌駕する異世界の光景をに呈示します。

小さい頃は豊かな自然に囲まれた環境で、虫取りや魚釣りに興じ、
幼い頃は画家よりも魚の研究者を志していたそうです。
中学の時、美術の先生の勧めで新制の佐賀北高校芸術コースを受験、
入学後は自由で美術三昧の毎日を送ります。
東京藝術大学美術学部デザイン科に入学しますが、予備校時代には、
すでに「全体の構図を決めずに細部から描く」現在のスタイルができていました。
そして、1998年、大学の卒業制作で、山岳部での山の姿をもとにペンでスケッチを描き、
担当教官だった日本画家の中島千波氏に、
「このタッチで大きな画面を作ったら面白い」とアドバイスを受けたことから、
現在の池田学の世界が始まったのです。

2011 年にニューヨークで開催された「Bye Bye Kitty!!!」展では、
その作品がニューヨーカー誌に「魔法のよう」と評されました。
ニューヨークタイムズのアート&デザイン記者が選ぶ“Best of 2011”に選出される等
国際的に高い評価と注目を集めるアーティストです。



本展覧会は、池田の画業の全貌を
紹介する初めての大規模個展です。
アメリカウィスコンシン州チェゼン
美術館滞在制作プログラムで3年に
渡り制作中の巨大な新作を始め
国内外のコレクターや美術館が所蔵
する作品の数々が、池田の出身地
佐賀にほぼすべてを網羅する
約 120点が集結します。

佐賀県立美術館
佐賀県佐賀市城内 1-15-23
 2017 年 1 月 20 日(金)〜3 月 20 日(月・祝)
休館日:毎週月曜日 ※3 月 20 日(月・祝)は開館
開館時間:9 時 30 分〜18 時
観覧料:一般・大学生 1,200 円(1,000 円)、高校生以下無料

詳細は左画像をクリックください。
以降巡回展示予定:金沢21世紀美術館 2017年4月8日-7月9日
日本橋高島屋 2017年9月27日-10月9日

photo by Clayton Adams
officialblog
 2017.01.01 UP DATE
池田学ブログ「マディソン日記」はこちら
→http://ikedamag.exblog.jp/
 
 profile
池田学


2014年《存在》
145cm×210cm 紙・インク



「ドキュメントブック「The Pen」
1ミリのペン先が生み出す巨大宇宙。
過去最大(3×4m)の最新作と
自選100点収録。画業20年記念、
待望の決定版。

著者と綿密に検討した編集構成。
著者自身が切り取った「部分拡大」
を多数掲載し、
実作品では把握しきれない細部まで
堪能できる画期的一書。
下書もせず構想しながら描くという、
驚異的制作スタイルのドキュメント
も収録。



池田学
1973年 佐賀県生まれ。
1996 年東京藝術大学美術学部
デザイン科卒業。
卒業制作にて紙に丸ペンを使用した
独自の細密技法を確立。
2000 年同大学院修士課程を修了。
2011 年より文化庁芸術家在外
研修員としてカナダ、
バンクーバーに滞在。
2013 年よりアメリカ、
ウィスコンシン州マディソンにある Chazen 美術館の招聘を受け、
滞在制作を行う。
圧倒的な細密さと共に、
ユニークな感性と創造力溢れる
作風で国内外を問わず
高い評価を得ている。
2014 年
第 25 回タカシマヤ文化基金
美術賞を受賞。
近年の主な展覧会に
「Garden of Unearthly Delights: Works by Ikeda, Tenmyouya & teamLab」
2014 年、ジャパンソサエティギャラリー、ニューヨーク
2013年「ドマーニ・明日展 」
国立新美術館。

2006年大作《興亡史》



2001年公募展《再生》(部分)
静岡県伊豆で座礁したタンカー
をモチーフとした。




2010年「池田学画集1 」