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 2010.04.29 UP DATE
大作満載、直球勝負の「絵バカ」展。
灰色の山(部分・制作中)(c) AIDA Makoto / Courtesy Mizuma Art Gallery
会田は本展出品作の「灰色の山」(3×7m)を昨年夏より約半年間北京に滞在し 制作してきました。 猛暑の夏から極寒の冬、そして春へと移り変わる季節の中で、来る日も来る日も、OA機器と絡み合い山積みになったサラリーマンの死体を描き続けています。
これは会田の<人生史上最多の描写量>であり、<これを超えることは今後ないかもしれない>という力作です。女性の裸体だけを描いた「ジューサーミキサ:2001」と対になる<兄妹作>であり、また<「ザク(戦争画RETURNS 番外編):2005」で消化不良だった藤田嗣治「アッツ島玉砕」オマージュの、リベンジ版>という側面もあるそうです。<深読み歓迎の超シリアス作>であり、会田の代表作です。
展覧会名『絵バカ』はお察しの通り、平井堅のアルバム「歌バカ」のパクリであり、会田はこのタイトルに<日本の美術大学、しかも油絵科出身という“負の出自”を自ら背負い込む覚悟>を込めています。 <展覧会名通り本当に僕が絵を描く行為にぞっこんなのか、それとも僕が描いたものがバカ絵なのか、それとも単に僕が絵をバカにしているのか・・・その辺も含めて楽しんでいただける絵画展になるでしょう>。
 
大作満載、直球勝負の「絵バカ」展。
僕の特徴は、あえて自分のタッチを確立していないこと。
自分のオリジナルタッチがない、
      一種のパロディ的な作家だと考えています。
会田誠ギャラリートークは活気に溢れている。